塩類欠乏性脱水症とメニエール症候群の関係

メニエール病とは眩暈発作、難聴、耳鳴などを特徴とする内耳疾患であるが、塩類欠乏性脱水症とのかかわりが深い。(以下ウキペディアより引用)

メニエール病の本態は内耳の内リンパ水腫である[2]。

内リンパ水腫によって前庭と蝸牛の感覚細胞が障害され、突発的で激しい回転性のめまいと同時に、耳鳴りや難聴などの蝸牛障害症状の発作が繰り返す。[2]内リンパ水腫は内リンパ液の産生と内リンパ嚢における内リンパ液の吸収の不均衡により生じると考えられている。

内リンパ水腫は主に一側性であるが、両側性に移行する場合も20~30%存在する[1]。

内リンパ水腫の発生する機序は不明であるが、疫学的に(患者の生活状況調査の傾向から)メニエール病の発症にはストレスが強く相関していることが分かっている[1][8]。

  • めまいや聞こえの症状の機序について

内耳はカリウムに富んだ内リンパ液で充填された膜迷路と呼ばれる器官と、骨迷路と膜迷路の間を充填するナトリウムに富んだ外リンパに別れている。メニエール病の本体である内リンパ水腫(膜迷路に内リンパ液が過剰に貯まり、膨らんだ常態である)の内圧上昇により内リンパと外リンパを隔てている膜が膨張し、ついには破裂すると、カリウムに富んだ内リンパとナトリウムに富んだ外リンパが混合し、平衡や聴覚をつかさどっている感覚細胞が化学的刺激を受けること、あるいは物理的な刺激を受けることなどが、激しいめまいや聞こえの症状として感じられる。 内リンパと外リンパを隔てている膜は短時間で閉鎖するが、再度内リンパ液が貯まるとまた膨張・破裂を繰り返し、めまいや聞こえの症状も繰り返す。 感覚細胞が刺激を受けることが重なると、感覚細胞の機能がだんだん劣化し、様々な症状が常態化するようになる[9][10]。

また、めまい発作時以外に聞こえの症状が出るのは、内リンパ水腫によりリンパ腔内圧が上昇し、聴覚細胞が圧迫されることによるという説もある[11]。

簡単に述べると、細胞外液に属する血漿中のナトリウムが減少(塩類欠乏性脱水症)すると血漿中の水が細胞内液に属する内リンパに浮腫を生じ、一過性の眩暈や難聴を起こす。これが断続的さらに恒久的に続けばメニエール病になる。治療ならび予防は塩の投与である。

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